2014年5月4日日曜日

2030年には中国が世界最大のクリスチャンの国にw

 http://www.christiantoday.co.jp/articles/13187/20140424/chinese-christians.htm
13億の人口を擁する中国が、精神的な平安を求めて急速に変わりつつある。専門家の分析によると、中国国内のキリスト教徒の数は、今後15年以内に米国やブラジルなどを抜いて世界最多になるとされる。英テレグラフ紙などが電子版で伝えた。
共産主義や無神論の国とみなされやすい中国だが、人々が言葉通りにそれらを信じているかはわからない。政府公認の教会だけでなく、いわゆる「地下教会」も含めると、教会に通う人たちの数は着実に増え続けており、2030年までには米国よりもクリスチャン人口が多くなるとの予測がある。
米パデュー大学の社会学教授で、『中国の宗教』などの著書がある楊鳳崗(ヤン・フェンガン)氏は、「もうすぐ中国は世界最大のクリスチャンの国になる」と分析し、「この劇的な変化を多くの人が受け入れられないでいる」と話す。
米調査会社のピュー研究所によれば、中国のクリスチャン人口は1949年に100万人だったが、2010年には5800万人まで急増し、4000万人のブラジル、3600万人の南アフリカを超えたとされる。
楊教授は、中国のプロテスタントは2025年までに1億6000万人に達し、米国の1億5000万人を抜いて世界最多のクリスチャンを抱える国になると予測。また、カトリックを含めたすべてのキリスト教徒は2030年には2億4700万人に上るとしている。
中国では政府が認可した教会施設でなければ、礼拝などを行うことが許されない。宗教活動に対する当局の取り締まりは厳しくなっているが、中国最大のキリスト教コミュニティーが育っている浙江省温州では、人口700万人のうちおよそ15%が教会に通っているという。
温州楽清市にある柳市教会は、昨年1月に建堂されたメガチャーチで5000人を収容する。今週のイースター(復活祭)礼拝には数千人が訪れたという。40歳代の女性信者は「もしすべての中国人がイエスを信じたら警察署はいらなくなる。悪い人はいなくなって犯罪は消える」と話す。
しかし、牧師と信徒は当局から監視の対象とされており、同教会の天井にはカメラが設置されている。「牧師が共産主義的な方向で説教するように、当局が圧力をかけている」と、「家の教会」(地下教会)のリーダーは説明する。「クリスチャンの数が増えているので、当局は戦いを望んではいない。7000万もの信徒を敵にしたいとは思わないでしょう」
一方、楊教授は「潜在的な脅威」を指摘。当局がキリスト教を抑圧しようとして、今後「より強烈な」闘争に入る可能性を懸念。「教会をコントロールしようとする政府関係者たちがいて、最後の試みをしている」と語る。
同じく浙江省温州にある三江教会は、今月初めに強制撤去の危機に直面した。その際、多くのクリスチャンが教会の前に集まって教会の取り壊しを阻止している(関連記事:「十字架が目立ち過ぎ」 強制撤去命令に中国のキリスト教会が抗議行動)。


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キリスト教徒が急増している中国では、行政当局が、違法建築という理由で大勢の信徒が反対するなかで教会の建物を取り壊すなどの動きが相次いでおり、今後、キリスト教への圧力が強まるのではないかという懸念が出ています。
中国では、貧富の格差などさまざまな社会問題を背景に、都市部と農村部の双方で、キリスト教徒が急増し、その数は1億人に上るともみられています。
このうち、特に信徒が多い沿海部の浙江省温州では、地元当局が信徒の寄付で建設され完成間近だった教会を、違法建築だとして大勢の警察官を動員したうえ重機を使って29日までに取り壊しました。
教会には、取り壊しに反対する信徒3000人近くが集まり、礼拝を行ったり賛美歌を歌ったりして取り壊さないよう訴えましたが、信徒らによりますと、教会の代表者が連行されたということです。
さらに浙江省の台州や舟山でも、教会の十字架を取り外すなどの動きが出ています。
これに対して、浙江省側は、違法建築の撤去は去年から進めているもので、国有企業なども含まれ、特定の宗教を対象にしていないとしています。
中国政府は、当局の管理を超えてキリスト教が広がることは、共産党の政権基盤を揺るがしかねないと警戒しており、教会の取り壊しという極めて異例な措置をきっかけに今後、キリスト教への圧力が強まるのではないかという懸念が出ています。
中国当局も先手をうってるんでしょうかね?
この辺りから火種になるわけだから当局の取り締まりも分からんでもないのですが。
昔のチベット解放に似ていますね。

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