2015年6月23日火曜日

日韓50周年。日韓歩み寄り

 http://www.sankei.com/world/news/150621/wor1506210029-n1.html

 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が尹炳世(ユン・ビョンセ)外相の訪日を決断した背景には、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録をめぐる問題を打開するには「訪日カード」を切るほかないという切迫した事情があった。それだけに今回の会談を外交成果としてアピールしている。

 聯合ニュースによると、尹外相は会談後、「円満に妥結しようという共通認識をもって緊密に協議することにした」と記者団に語った。同ニュースは、世界文化遺産登録に際して強制徴用の歴史を反映させることで事実上合意したと報道。尹外相によると、3回目となる日韓の当局間協議が近く行われ、詳細が明らかにされるという。

 韓国メディアは最近、日中首脳会談や安倍晋三首相の訪米成功などを受け、傍観するだけの韓国外交を厳しく批判。韓国の孤立を避けるためにも日韓首脳会談の早期実施を求めている。ある世論調査では「安倍首相による(戦後70年)談話が不十分な内容でも韓日首脳会談を開催すべきか」に56・3%が「すべきだ」と回答。尹外相訪日は世論対策という側面もあった。
 また、韓国側には日韓の関係改善を求める米国に対し、努力姿勢を強くアピールしなければならない事情もあった。朴大統領は、中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)コロナウイルスへの国内対応を優先させて、今月中旬の米国訪問を土壇場で延期。今秋の訪米を再調整しているとされる。

 世界遺産登録をめぐっても、韓国側は、世界遺産委員会で7月上旬に登録の可否が決まる前に日本の譲歩を引き出したいのが本音。委員会で韓国の主張が認められなかった場合、韓国外交は国内で批判の矢面に立たされ、尹外相の辞任を求める声も高まりかねない。

(榮)韓国政府はずっと拒んできた日本との関係改善を戦後50周年式典に合わせて歩み寄ってくる形を持ってきました。韓国の思惑は勿論世論の声と、経済的な問題でしょう。日本は韓国の出方を見ている状態です。
日本にとって譲歩するようなことは何もないので、でーんと構えていればいいでしょう。勝手に向こうが歩み寄るしかないようですし。
最近のマーズで韓国の観光産業は大打撃を受けて、円安の影響もかなり響いているようです。
今まではコウモリ外交で中国やアメリカの顔を伺いながらノラリクラリとやってきたわけですが、その思惑は大きく外れたようですね・・・
中国にはAIIB(アジアインフラ投資銀行)でハシゴを外された感じですし。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00000023-xinhua-cn 
上記の記事にも有るように韓国は外交を完全に見誤った感じがしますね。
中国にはサード問題(米国が推進するTHAADミサイル防衛システム)で反対されアメリカの移行を無視して、この前予定の米韓首脳会談のキャンセルに繋がったようです。韓国はどうやらアメリカから断られたとネットでは噂されていますが。
今の韓国は東アジア共同体に照準を合わせた政党なんですね。
そして中国もその方向へ向かっていたんですが、勿論日本もその予定だったんですね。しかし、予定は予定で次々にアジア主義者が裏切ったり、考えを変えないと
自分たちも生き残れない状態になったんですね。
今回の流れですが日韓の歩み寄り。これはなんだかセットアップされていたんでしょうかね。世界遺産の登録で日韓の意見が拗れるのをみこして・・・
そして話し合いのテーブルに持ってくる。
しかし、あまり韓国と密着するのは今後日本の国にとっては
良くないように私は視ています。隣国とは付かず離れずの関係が一番でしょう。
過去の前例からしてもそうすることが日本にとって賢い選択になるでしょう。
争いや、国の乱れに繋がると私は視ています。