【ソウル聯合ニュース】韓国輸出入銀行は21日、日本のみずほ銀行と契約を結び、5億ドル(約487億6000万円)を借り入れたと明らかにした。借入期間は5年。
金竜煥(キム・ヨンファン)頭取が同日、みずほ銀行本店で佐藤康博頭取と会い、金融契約書に署名した。
輸出入銀行関係者は「米国の量的緩和の早期縮小への懸念から、国際金融市場での債券発行が容易ではなかった。このような状況にもかかわらず、両行の協力関係に基づき、長期かつ巨額の資金を公募債発行のときよりも10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)以上低い水準で借り入れることができた」と説明した。
金融庁は27日、信販会社を通じた提携ローンを巡り反社会的勢力との取引を防ぐ対応を怠っていたとの理由で、みずほ銀行に対し業務改善命令を出した。経営責任の明確化や法令順守の確立などを求めた。
みずほ銀は暴力団構成員などとの取引について2010年12月に把握していたが、2年以上にわたり取引防止や解消に向けた抜本的な対応を行っていなかった。同様の取引が多数存在するとの情報も担当役員レベルで止まっていた。
金融庁によると、提携ローンを巡るみずほ銀と反社会的勢力との取引は乗用車購入目的を中心に約230件、総額2億円強あった。みずほ銀に対し、業務改善計画を10月28日までに提出するよう求めた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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