【北京・石原聖】中国国防省が29日、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に設定した背景には、空軍の対応能力を誇示し、日米などをけん制する狙いがありそうだ。ただ、スクランブルの詳細は不明で、 内に自衛隊機や米軍偵察機が進入したとして「緊急発進(スクランブル)した」と発表したその真偽も定かでない。
国防省は29日、識別圏内のパトロールに海軍が加わっていることを明らかにした。海軍艦艇が艦載レーダーを使用して米軍や自衛隊機を捕捉した可能性がある。防衛関係者によると、中国は公海上空を含む広範囲をカバーするレーダー能力を保有しているか疑問視されていた。
海洋強国を目指す中国は軍装備の近代化を急速に進め、米軍を西太平洋に近づけさせない「接近阻止・領域拒否」戦略を取るとされる。そのためには、制空・制海権を同時に確立することが不可欠。安定的に経済成長させるのに不可欠なシーレーンの確保を進めたいという思惑もあり、今後、尖閣を含む東シナ海の洋上でも、海軍と海洋警察である中国海警局の活動を活発化させる可能性が高い。
一方で、空軍の申進科報道官は「識別圏に進入する外国軍機はすべて全行程を監視し、識別する」とも発言。監視対象を軍と限定しており、民間航空機も対象としたことへの世界的な批判を考慮した結果とみられる。
国際情報紙・環球時報は29日付で「中国は闘争の狙いを日本に集中し、日本の野心を打ち砕くべきだ」との見出しの社説を掲載。
米豪は直接的な相手ではないなどとする一方、圧力の照準を日本に絞り、軍事衝突も辞さない姿勢を強調した。さらに今回、識別圏を設定した目的について、尖閣上空を含めた危機管理メカニズム構築の協議の場に日本を引きずり出し「(棚上げなどの)合意」を取り付けることにあると伝えた。
社説は米国が中国の防空識別圏設定に反対していることに言及しつつも、「米側がやり過ぎない限り、米軍を闘争目標に据えてはいけない」と強調。また同じく反対する韓国は「(防空圏が)自国を狙ったものではないことを知っている」と分析、中国に過度な要求はしないと断言した。
さらに社説は中国側が対日強硬姿勢を維持することによって、「日本側に双方の防空識別圏の管理協力に対する関心が出てくる」と主張。沖縄県・尖閣諸島をめぐる危機を打開するための対話につながるとの楽観的な見方を示した。(2013/11/29-14:45)
さらに社説は中国側が対日強硬姿勢を維持することによって、「日本側に双方の防空識別圏の管理協力に対する関心が出てくる」と主張。沖縄県・尖閣諸島をめぐる危機を打開するための対話につながるとの楽観的な見方を示した。(2013/11/29-14:45)
★中国は想定外のアメリカ軍の大型爆撃機がいきなりやってきたのでビビって思考停止状態。
しかし、弱腰外交だと13億人の人民に対して何て言い訳すればいいのか分からない・・・
考えた挙句、アメリカとかオーストラリアは別にいいとして、日本だ!日本なんだよ私が対象とし
ている国は!と苦しい言い訳・・・日米安全保障条約があるの分かって言っているのかこの国は。
中国は今後考えられるバブル崩壊、13億人以上も居る人民の分裂、暴動、独立などを対処していかなければいけない。
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