神々の争いと戦争と物質社会と精神社会と光と影 シーズン１

世の中には沢山の神々、信仰対象があります。

どちらかが敗れ、どちらかが繁栄し

時には文明ごと、時には民族ごと消滅したりしてきました。

なぜそういった争いは尽きること無く続いてきたのでしょうか？

それにはいくつかの理由があります。

今回はその理由の根本を見ていきます。

何度かに分けて説明していきます。

先ずはシーズン１。

物事には右と左、裏と表、光と影、白と黒、陰と陽、静と動、右脳と左脳、男と女、有と無

など対極になるものが存在します。

対が無いとそれはその存在が危ぶまれます。

宗教もそうですし、善悪もそうです。

悪が無い善などありえないのです。

善の無い悪もありえないのです。

光と影

月と太陽

黒と白　陰と陽ｗ

陰と陽

光とは太陽になります陰陽では天

影は月になります陰陽では大地

ここでも２極出てきます。

それでは先ず

世界の太陽信仰を見ますと。

太陽神 - Wikipedia via kwout

沢山の太陽に関わる神々や神話がありますね。

世界の代表的な陰陽の陽、光、天地の天、父母の父です。

エジプト　ラー

エジプト アテン

ユダヤ教 ヤハウェー

ギリシャ アポロ

中国三足烏と竜神と鳳凰　日本では八咫烏

日本　天照大御神

ミトラス教　ミトラ右

インド ヒンドゥー教　ビシュヌ神とガルダ

真言密教 大日如来

仏教　日光菩薩

マヤ　ケツァルコアトル

代表的な太陽崇拝を紹介しました。

男性ですね。

逆にお月様や陰陽の陰、天地の地、父母の母に当たる神は

エジプト　イシス

ギリシャ　アルテミス

日本　月読

インド　ヒンディー教　カーリー　下　シヴァ神

チャンドラ　ヒンディー教

仏教　月光菩薩

仏教　月天

メソポタミヤ　シュメール　シン 

メソポタミヤ　

シュメール　イナーナ

エジプト　トート

イスラムのシンボルも月ですね。

などなどです。

世界には沢山の神々にまつわる神話がございますね。

基本的に月の信仰は大地を表します。

大地は母、女性を表します。

ですので女性をそうぞうする神々が多いですね。

☆宇宙の意思神々をおお創りになられた方は男も女もありません。

宇宙のご意思は両極をお創りになられたのです。

世界の対立構造は大体が太陽と月の争いです。

光と影

そういったお話は神話として見ることが出来ます。

例えば代表的な例をあげていきます。

日本の神話

天之御中主神（あめのみなかぬし）、高皇産霊尊（たかみむすび）、神産巣日神（かみむす

び）の三柱の神々が生まれて、

ウマシアシカビヒコヂ神と天之常立神（あめのとこたち）が生まれ、

先ずは上記の５柱が生まれました。

一番はじめの神々ですね。

天地開闢 (日本神話) - Wikipedia via kwout

そして、そのあと

国常立命（くにとこたちのみこ）、豊雲野神（とよくものかみ）

が誕生しました。

上記の７柱は男女の性別はありません。

これからは男女の性別があります。

ウヒヂニ・スヒヂニ

↓

ツノグヒ・イクグヒ

↓

オホトノヂ・オホトノベ

↓

オモダル・アヤカシコネ

↓

イザナギ・イザナミ

国産み - Wikipedia via kwout

ファイル:Creation myths of Japan 3.svg - Wikipedia via kwout

ファイル:Creation myths of Japan 4.svg - Wikipedia via kwout

何故かイザナミ（女神）の方からは表現的に汚い、

糞尿や汚物や死んだ部位などから

神が生まれてます。

意図的にでしょう。

279px-Creation_myths_of_Japan_5.svg.png (279×819) via kwout

国産み - Wikipedia via kwout

伊邪那岐命と伊邪那美命のはなしです。

天の高天原の神々がイザナギとイザナミの男女２神に命じて

男の神であるイザナギと女の神イザナミが日本の国土（島々）を作っていくお話ですね。

男女対（つい）の神はツイン twin　対（つい）です。

伊耶那岐命、伊耶那美命

神々は、この男女２柱に国を創るのを任せました。

大地をこねくり回して地を固めて行きました。

途中でイザナギがイザナミの身体に興味を持って

どのようにできているのかと尋ねる。

イザナミは身体は一箇所を除いてキチンと出来ていると答え

イザナギは私は一箇所余っていると答える。

男女の生殖器ですね。

お互い不完全な所を補って国土を創って行こうと言う。

お互いそれは良いアイデアだと納得する。

そしてイザナギとイザナミは交わるのですが、

交わる前にイザナミがイザナギを誘ったらしいです。

そして出来た子供が蛭児（ヒルコ）で

満足の行く子供ではなかったようです。

もう一柱の淡島を産みました満足行きませんでした。

ここまでの整理ですが、神々は男女の対をお創りになられて

何度か対の神の子供は上手く行かなかったわけです。

天界の神々は占いで何で上手く行かなかったのかと占い

答えは

女性が男性を誘うのは良くないとの事でした。

この女性が男性を誘うのは良くないと言う発想は明らかに易経からきていますね。

そして天の神々の言うとおりにイザナギがイザナミを

誘い、ようやく

成功していきます。

隠岐
そして九州、壱岐、対馬、佐渡
そして本州を生みました。

この八つの島を大八島国といいます。

国土を産んだ後に

次々と神々を産んでいきます。

石の神、土の神、海の神、風の神、山の神、穀物の神。
沢山の神々を産みましたが、火の神を生んだことが原因で、
イザナミは命を落としました。 

イザナギは悲しみ涙から女神が生まれました。

亡骸は出雲の国と伯伎国の堺の比婆の山に葬りました。

その後十拳剣（とつかのつるぎ）を抜き、火の神であるカグツチ神を切り

そして、タケミカヅチノカミなのど神々が生まれました。

悲しみのあまりイザナミを追い黄泉国まで行きました。

そして、イザナミに言いました（未だ国は出来上がっていないから帰ってきてくれ）

しかし、イザナミ（貴方が来るのが遅かったので黄泉の国の食べ物を食べてしまったので帰れない）と一度は言いますが

愛しい貴方が来てくれたので帰ろうと思うと。

そして、黄泉の国の神と話をつけてる間は見ないでと

しかし、イザナギは見てしまった。

そこに現れたイザナミの姿は

体中にウジ虫が這いまわり、頭、胸、腹には雷神が居ました。

それを見たイザナギは恐ろしくなり黄泉から逃げ帰ろうとしました。

イザナミは見られた姿を恥、黄泉醜女（ヨモツシコメ）に

イザナギを追わせました。

背後には大きな岩で黄泉とこちらがわを塞ぎ

なんとかイザナミは逃げ切ることが出来ました。

イザナミはこんなことをするのなら

貴方の国の人を一日千人殺すと

それに対してイザナギは千五百人生むと。

こうしてイザナミ神は、

黄泉津大神になりました。

この話に出てくる黄泉比良坂は、

出雲国の（伊賦夜坂） のことであると言われています。

要するに夫婦げんかですね。

男と女の神の争い。

男が天で大地が女であるとするなら、

天と地の戦いになります。

月と太陽の戦いになります。

元々は同じ神から生まれた

イザナギとイザナミ

イザナミ（女神）の姿が実はとんでもない恐ろしい姿だと知り

慌てて逃げ出した話です。


その後沢山の神々が生まれていき

有名な三貴神

天照大御神、月読尊、素盞鳴尊の三柱の神々が現れます。

イザナギの黄泉の汚れから生まれたとされます。


長くなるので

続きはシーズン２になります。