ケネディ駐日米大使が日本のイルカ漁に反対を表明したことに、中国のネット上では快哉(かいさい)を叫ぶ書き込みが相次いでいる。日頃、中国に批判的な米国の矛先が日本に向いたためだが、日本人の「残忍性」を強調する声も多い。中国の食文化は「空を飛ぶものは飛行機以外、足のあるものは机と椅子以外すべて食べる」とも評されるが、イルカ漁を「伝統文化だ」とする日本側の主張に理解を示す意見はほとんど見られない。
米国の批判に歓喜
ケネディ大使が今月18日に短文投稿サイトのツイッターでイルカの追い込み漁の「非人道性」に懸念を示したことを受け、中国中央テレビ(CCTV)は20日以降、和歌山県太地町で行われたイルカ漁の模様を何度も放映している。重要なのは「米国が批判」という要素のようで、イルカ漁を批判的に描いた米国製作のドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」も紹介された。
中国版ツイッター「微博」などには、「米国が日本をたたき始めた。ワハハ」とケネディ氏の批判を歓迎する書き込みがみられた。安倍晋三首相の靖国神社参拝後の「失望」表明に続く日本批判に、留飲を下げているようだ。
さらに「日本はもともと不誠実で残忍な民族だ。米帝(米国)はまさか今ごろ気づいたのか。目を覚ませ」と呼びかける投稿もあった。
格好の攻撃材料
この投稿は、日本では歴史的事実として認められていない「百人斬り」を念頭に、「かつて中国で行われた殺人競争の残忍性は、イルカ漁よりもさらに血なまぐさい」と先の大戦に結びつけて日本人の「残忍性」を強調。このほかにも、イルカ漁と大戦時の「侵略」や「虐殺」を強引に結びつけて日本を批判する論調が散見された。
また、イルカ漁自体への反感では「日本人は畜生にも劣る」「変態民族を排除せよ」「また地震が起きて壊滅すればいい」など、もはや反日感情を露出させるのに理由は何でも良いのではないかと思わせるほど、日本への悪口雑言が並ぶ。
菅官房長官が「わが国の伝統的な漁法の一つ」だと反論したことには、「割腹自殺も日本人の伝統だと記憶しているが、日本人がこの伝統を守るのを長いこと見ていないな」と揶揄(やゆ)する書き込みがあった。
冷静な意見も
冷静な意見では、牛や豚を食用にするのと何が異なるのかという一般論と、中国自身の状況への自省が見られた。
自省では「中国にも犬肉を食べる伝統がある」「全世界のサメは広東人にヒレを切られ、中国の老人は(ペニスを強壮剤に用いるため)オットセイを宦官にしている」といった中国の伝統文化に対するものや、「大気汚染が深刻なのに(旧正月に)爆竹を鳴らすのも習俗ではないのか。イルカを救う前にわれわれ自身を救うべきだ」という「他国の文化に構うな」式の論理があった。
これらとは異なる冷静さを見せたのが「良い機会だ。(イルカ漁批判を)どんどん広めて国際的に日本の評判を落とせ。世論戦は重要だ」という書き込み。国営メディアが何度も取り上げるのも、単なる「伝統」や「食文化」の問題と捉えていないことを示しているのかもしれない。(田中靖人)
今回のイルカ漁でアメリカの思惑を霊視してみた。これも政治問題ですからね。
結果は
○物事の節義や規律を求めていますね。
そして、責任ある立場の先進国、同盟国なんだぞと。
自分の立場や置かれている環境を自覚しろって事言ってます。
○そして日本が取るべき行動は
それを柔順に受け入れるべきだと言うことです。
★ここで誰も恩恵の無い伝統文化にこだわって、イルカ漁を保護して
世界の主要な先進国から白い目で見られて、
中国人のように何でも食べる下等なアジア人ってひとくくりにされて
中国からも文句を言われるスキを与えて、ガス抜きにされて
最後には同盟から外されて
中国の属国へ・・・
なーーーーんにもいいことが無いんですが・・・
牛食ってるのと、イルカ食ってるのって
はっきり言って同じですよ。それは正論でしょう。同じ生命と言う意味では
でも、世の中正論では通らないことは多々あるんですよ。
ここは大人になってイルカ漁禁止!ぴしゃ!
そして、世界から喝采受けたほうがいいんじゃ?
海外のイルカのイメージは
こんな感じなんですよ。
それを
(CNN) 安倍首相は24日までに、CNNの番組で単独インタビューに応じ、イルカ漁に関する自身の考えを語った。
イルカ漁を巡っては、自然保護団体が和歌山県太地町で行われた漁の様子を実況するなど外国からの非難が続いている。ケネディ駐日米大使も先週、短文投稿サイト「ツイッター」に「イルカ追い込み漁の非人道性を深く懸念している」と投稿していた。
このような動きに対して安倍首相は、「太地町におけるイルカ漁については、古来から続いている漁であって、彼らは彼らの文化であり慣習として、また生活のためにとっているんだということを理解をしてもらいたい」と述べた。
「それぞれの国には、またそれぞれの地域には、それぞれ祖先から伝わる様々な生き方、慣習というものがある。文化もある。私は当然そうしたものは尊重されるべきものだと思っているが、同時に様々な批判があることも承知をしている」
漁の仕方については、「相当な工夫がなされているという風に聞いている。この漁についても、あるいは漁獲方法についても、厳格に管理されている」と述べた。
安倍ちゃんあんたならできるよ。
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