株式世界大戦でも韓国の先行きは暗いですね。
こうなれば雪崩のように落ち込んでいくのでしょうかね。
アメリカは逆に買いでしょう。
【ソウル】韓国のサムスン電子 005930.SE -0.99% は、株式市場の2014年の取引初日となった2日に時価総額80億ドル(約8400億円)以上を失った。同社株は主力の携帯電話部門での増益率が伸び悩むとの懸念から引き続き売られている。
アナリスト調査では、7日発表の10-12月期(第4四半期)営業利益が前年同期比9.2%増と予想されている。これは7-9月期の26%増を大きく下回る水準だ。
サムスン株は1.8%安で寄り付いた後、4.6%安の130万9000ウォンで引けた。ソウル市場の韓国総合株価指数(KOSPI)もこれで押し下げられ、2.2%安となった。サムスンは時価総額ベースで韓国最大の企業。2013年はKOSPIが0.7%上昇する一方、サムスン株は9.9%下落した。
サムスンは7-9月期に過去最高益を記録したものの、証券会社からは同社株の投資判断引き下げが相次いでいる。今後の利益の原動力となる要因に関する説明不足がその理由だ。最大の収益源であるスマートフォン(スマホ)の平均販売価格が下落する傍ら、販売促進には多額の費用を費やしている。テレビが中心の家電部門は、高額の曲面テレビ発売に取り組む一方で利益率の低さに引き続き苦しんでいる。
アナリストの間では、10-12月期の携帯電話部門の営業利益は6兆2000億ウォン(約6200億円)と予想されている。これは前年同期比では14%増だが、前期比では8%減だ。
アナリスト7人によるサムスン全体の営業利益予想は9兆6500億ウォン、売上高は60兆4000億ウォンだ。サムスンは純利益見通しを公表しない。10-12月期の純利益と部門別売上高は1月末に発表する予定。
スマホ市場では一部競合が値下げに踏み切った。米グーグル傘下のモトローラは今週、「モトX」の米国での販売価格を550ドルから399ドルに引き下げた。これはサムスンの「ギャラクシーS4」より大幅に割安だ。携帯電話契約をしない場合のS4の価格は600ドル前後。
未来(ミレ)アセット証券は2日、サムスンの10-12月期の営業利益見通しを6.2%引き下げて9兆3000億ウォンとした。
アナリストのト・ヒョンウ氏は「製品群の中で比較的高級でない商品の割合が増え、マージンを圧迫しているようだ」と述べた。また、従業員への異例の高額ボーナス支給や、最近のウォン高による海外での競争力低下も業績の重しになっている、と指摘した。
サムスンは10-12月期決算、株価へのコメントを差し控えた。
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